毎日、違うお客さまとの出会いがあることです。全国各地からお客さまがいらっしゃるので、普段は聞くことができない話を聞くことができます。1日お客さまと一緒に過ごすので、季節ごとの景色を見て自分もお客さまと同じ感動を共有し、楽しみながら仕事をしています。また、「ありがとう」「また来るね」などの声が直接いただけるのがバスガイドという仕事の良いところだと思います。

入社1年目のとき、たまたま東京観光に来ていた母と妹が担当コースに乗車することになりました。私は緊張しながらもご案内をしていたのですが、最後に歌を披露し終わったときに母が泣いていて･･･。それを見たときは「一生懸命やってきて良かった、これからも頑張ろう」と思いました。この日に撮った写真は今でも宝物です。

とにかく読んで、聞いて、書くことです。まずは一度文章を読み段落をつけて、いくつかの文に分けてからノートに書いて、自分が記憶しやすいように単語を並べていきます。大体はこの方法で頭に入るのですが、それでも覚えられないときは同期の案内を聞いたり、自分の声を録音して聞いたりして暗記をしています。研修を受ける度に覚えることも増えていくので、自分なりの暗記方法を見つけて勉強しています。

海外からのお客さまがご乗車されることもあるので、英語を話せるようになりたいです。業務をしていると観光地で海外の方から道を聞かれたり、話しかけられたりすることもあるのですが、きちんと話せるように語学力を伸ばしたいです。自分も成長して、1人でも多くのお客さまに楽しんでいただけるよう努力していきたいと思っています。