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社員インタビュー

観光バス運転士 吉田由香里さん観光バス運転士 吉田由香里さん

観光バス運転士 吉田由香里さん観光バス運転士 吉田由香里さん

社内で唯一の女性観光バス運転士

2002年入社の社内唯一の女性運転士である吉田さんに、やりがいや休日の過ごし方を伺いました。女性運転士だからこその苦労と、それを乗り越えて感じたやりがいを詳しくお聞きします。

仕事内容を教えてください。

観光バスの運転士です。都内はもちろん、郊外への日帰りや宿泊コースの運転もします。前職では路線バスの運転士をしていたのですが、同じバスの運転士でも仕事内容は全く違います。路線バスは日常の交通手段ですが、観光バスはまさに観光です。お客さまが楽しみにされているのが伝わり、私も楽しくなります。観光バスの方が合っているのでしょうね。

仕事で大事にしていることや
苦労話を教えてください。

まずは自分が楽しむことですね。自分が楽しまないと、お客さまにその楽しさを伝えられないと思うので、おすすめのグルメなんかはすぐに買いに行きます。また、交通トラブルや震災などに巻き込まれてしまった時、安全を確保した上で、お客さまの為に何ができるか、何が一番お客さまの為になるのかを第一に考えています。
女性運転士が少ないので、入社当時はやはり苦労しましたね。私以外にも過去何人か入社はしていたのですが、1年以上続く方がなかなかいなくて、会社としてもどう育てていいかわからなかったと思います。同期の男性運転士がステップアップしていく中、負けたくないという思いでがむしゃらに働いていました。この苦労があったからこそ、運転士として認めてもらえて、女性運転士としての今があると思っています。

仕事の“やりがい”はなんでしょうか?

バスや運転が好きというよりは、お客さまとのふれあいや、やりとりが好きです。女性運転士がめずらしいのか、最初にあいさつしているのにもかかわらず、運転士として認識されないこともあります。その分、お客さまが気軽に話しかけてきてくれたりするので、それがとても楽しいです。あと、バスにはナビが付いていて安心ね、とよく言われますが、私は今も分厚い地図を持ち歩いています。ナビは便利ですが旅行の全体像がイメージできませんし、高さ制限や重量制限までは教えてくれません。迂回路や季節の交通規制や料金など、たくさんの情報が書き込んである地図は財産で、なかなか新しいものに買い替えることができません。先輩方から引き継いだ情報を、次は後輩たちに引き継いでいけるようにしていきたいです。

はとバスに入社してよかったこと、
正解だった!と思うことは
どんな時ですか?

子供がまだ2歳と0歳の時に入社しましたが、病気になっても仕事でそばについていてあげられなくて、本当にさみしい思いをさせたと思います。当時は子供たちも含めた、家族全員で戦っているような感じでした。最近その話を子供とした時に「さみしいけど、バスを運転しているお母さんは自慢になるから大丈夫だよ」と言ってくれて、うれしかったですね。
ただ、自分の時のように後輩には苦労させたくないので、家族を大事にできるよう、みんなでフォローを心掛けてます。

休日の過ごし方

普段はインドア派で休日は家にこもってDVDを観たりするのが好きです。仕事とプライベートをきちんと分けられるから、この仕事に向いているのかも知れませんね。休日に運転することはあまりありません。実は乗用車の運転は家族に注意されるくらい下手なんです。なので家族で出かけるときの運転は、主人にお願いしています。
年に1回会社がファミリーサマーチケットを支給してくれるので、それで出かけるのがいい家族旅行みたいになってます。

こんな人と働きたい!

何事にも責任感がある人がいいですね。あとはやはり女性!自分もずっと働けるわけじゃないですし、やっと郊外への宿泊コースの観光バスを女性運転士が運転できるようになってきたので、会社として切り開いてきたものが、またゼロからになる前に女性運転士が増えてくれればいいなと思います。
未経験の方を教育する環境も整っているので、やる気と興味のある方はぜひ!

社員インタビュー

  • 1997年入社 鈴木 康司

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